7月のある日、ジガバチが穴を埋めようとしていた。
石粒を咥えて穴を埋めるって、なかなかですね~
もう何処が穴なのか分からないくらいなのに、
何度も、何度も、クルクル動いて土をならしていた。
『穴を掘って埋めた』という跡を残さないようにしてるんでしょうね。
ジガバチが去ったので掘ってみた。
大きな虫が出てきた (右)。これは餌になる虫。
横の白いのはジガバチの幼虫?
右の虫にくっついていたんだけど、掘ってる途中で離れてしまった。
更に掘ってみると黒い虫も出てきた。
ここの穴には餌になる2匹の虫が埋められていた。
ググってみたら・・・
ジガバチは産卵する場所を先に決めて、
穴を掘り、仮に埋めておきます。
それから餌にする幼虫を捕えに行きます。
蛾の幼虫を捕まえると針で刺して麻痺させて
動けないようにして、さっきの場所へ運びます。
運んだ虫を一旦置いて、仮に埋めた穴の入り口を開けて
虫を穴に引きずり込んで卵を産み付けます。
産み終わったら穴から出て入り口を埋めます。
卵から孵化したジガバチの幼虫は、
麻酔で動けなくなってる虫を食べて大きくなります。
餌になる虫が生命を維持できる場所から食べていくらしい。
それこそ生殺し?ってことですね?
成長した幼虫は穴の中で蛹になり、
親と同じ姿になってから穴から出て来るんでしょうね?
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